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「HSPプログラムコンテスト2021」の入賞作品が発表
総合最優秀・ツェナワークス賞はあつぎり氏の「リズム弾幕」。AIを使ったゲームも
2021年12月2日 12:42
HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、「HSPプログラムコンテスト2021」の入賞作品を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成した作品を募集し表彰するイベント。2003年から毎年開催され、累計5,800本以上の作品が応募されている。19回目となる今年のコンテストでは、39作品が入賞を果たした。
入賞した39作品のうち、「総合最優秀・ツェナワークス賞」、「優秀ソフトウェア賞」、「優秀ゲーム賞」を受賞した3作品は以下の通り。
総合最優秀・ツェナワークス賞「リズム弾幕」
応募作品全体の中でもっとも評価の高い作品に贈られる「総合最優秀・ツェナワークス賞」を受賞したのは、あつぎり氏の「リズム弾幕」。音楽と連動して発生する弾幕を避ける作品で、弾幕の演出やサウンドとの同期、ミニマルなデザインの世界といった作者の目指す表現・個性が評価された。
優秀ソフトウェア賞「AIでリバーシっぽいの」
優秀ソフトウェア賞には、ヒサ吉氏のリバーシ(オセロ)ゲーム「AIでリバーシっぽいの」が選ばれた。ゲームの内容だけでなく、CPUのAIを細かく設定できる点もAIの研究や学習に役立つツールとして評価された。
優秀ゲーム賞「GLOBE GUNNER 2nd PLANET」
優秀ゲーム賞には、Makoto氏の3D シューティングゲーム「GLOBE GUNNER 2nd PLANET」が選出。背後も含め、全方向をいかにカッコよく3Dで描写するかというテーマを追及した作品で、シーンやカット1つひとつのこだわりが評価された。
このほかの受賞作品は、HSPプログラムコンテスト2021 最終選考結果ページでご確認いただきたい。なお受賞作品を含むすべてのコンテスト応募作品は、「HSPプログラムコンテスト2021」の公式サイトから無料でダウンロードすることができる。