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「HSPプログラムコンテスト2022」の入賞作品が発表 ~
総合最優秀・ツェナワークス賞は3D避けゲー、手軽に描けるドット絵ソフトや剣戟ゲームなどが各賞を受賞
2022年12月6日 11:55
HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、「HSPプログラムコンテスト2021」の入賞作品を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成した作品を募集し表彰するイベント。2003年から毎年開催され、今年で20回目。42作品が入賞を果たした。
入賞した42作品のうち、「総合最優秀・ツェナワークス賞」、「優秀ソフトウェア賞」、「優秀ゲーム賞」を受賞した3作品を紹介する。
総合最優秀・ツェナワークス賞「コヤツはアヤツを避けたい」
総合最優秀・ツェナワークス賞は、猫ザビエル氏の「コヤツはアヤツを避けたい」が選ばれた。このゲームは、四角い生き物「コヤツ」とその口「コヤツアナ」を動かして、奥から手前に飛んでくる「アヤツ」を避けたりすり抜けてプレイするいわゆる「避けゲー」。作品のオリジナリティや迫力、サウンドやテンポの良さなどが評価された。
優秀ソフトウェア賞「PIXEL peta PETAR(ピクセルペタぺたー)」
優秀ソフトウェア賞は、HONPOH-BOOKS氏の「PIXEL peta PETAR(ピクセルペタぺたー)」が選ばれた。このゲームは、操作がシンプルなゲーム向けドット絵描きソフトで、32×32ドットのキャラを100個並べた1枚の画像データを出力できるほか、左右反転コピーと色の混合を合わせた機能で複雑な絵を簡単に描ける。気軽に作れ、動かせるドット絵を題材にしたことや、ターゲット層と実用性がきっちりかみ合っていた点が評価された。
優秀ゲーム賞「なんでも挑戦侍!」
優秀ゲーム賞は、魔女オイラ氏の「なんでも挑戦侍!」が選ばれた。このゲームは、刀を使ってキャラクターを倒す、剣戟アクションゲーム。操作性、キャラクターの動き、展開の豊富さなど、HSPをうまく利用している点が評価された。
なお、このほかの受賞作品は最終選考結果ページにて発表されている。受賞作品を含めた全てのコンテスト作品は無料でダウンロードできる。
HSPプログラムコンテスト2022、最終選考結果を発表致しました。多くの優秀な作品のご応募、ネット審査員の評価投稿、本当にありがとうございました#hsp3https://t.co/vu5L2WwCK3pic.twitter.com/WvvEY1IpH0
— プログラミング言語HSP3公式 (@hsp3info)December 1, 2022