ニュース

「HSPプログラムコンテスト2023」の入賞作品が発表

総合最優秀・ツェナワークス賞は英語学習にもなるパズルゲームに

「HSPプログラムコンテスト2023」の公式ページ

 HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、「HSPプログラムコンテスト2023」の入賞作品を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成した作品を募集し表彰するイベント。2003年から20年以上に渡って毎年開催され、累計6200本以上の作品が応募されている。21回目となる今回のコンテストでは、46作品が入賞を果たした。

 入賞作品のうち、「総合最優秀・ツェナワークス賞」、「優秀ソフトウェア賞」、「優秀ゲーム賞」を受賞した3作品は以下の通り。

総合最優秀・ツェナワークス賞「迷宮の石板」

 応募作品全体の中で最も優秀な作品に贈られる「総合最優秀・ツェナワークス賞」を受賞したのは、Taorin氏の「迷宮の石板」。英単語を使ったパズルゲームで、クロスワードパズルとマインスイーパーを足したようなゲーム性。ありそうでなかった新鮮な感覚と、出題のレベルが選択できて英語学習としての側面も持っている点が評価された。

「迷宮の石板」

優秀ソフトウェア賞

 優秀ソフトウェア賞にはnyorotan氏の「ルビ振り支援ソフト ルビふりゃ~」が選出された。日本語文章にルビ(ふりがな)を振ることを支援するソフトウェアで、形態素解析などの技術を使ってふりがなを判定している。目的をシンプルに実現している点や日本語学習する外国人にも役立つという点が評価された。

「ルビ振り支援ソフト ルビふりゃ~」

優秀ゲーム賞「ミステリーライフ」

 優秀ゲーム賞には、あつぎり氏のジャンプアクションゲーム「ミステリーライフ」が選ばれた。個性的なキャラクターや独特の世界観のあるゲームで、練りこまれたステージ構成や細かい表現などが評価された。

「ミステリーライフ」

 このほかの受賞作品は、HSPプログラムコンテスト2023最終選考結果ページでご確認いただきたい。なお、受賞作品を含む全てのコンテスト応募作品は「HSPプログラムコンテスト2023」の公式サイトから無料でダウンロードすることができる。