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「HSPプログラムコンテスト2024」の入賞作品が発表

総合最優秀・ツェナワークス賞はシンプルに見えて奥深い“斬撃”アクションゲームに

「HSPプログラムコンテスト2024」の入賞作品が発表

 HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、「HSPプログラムコンテスト2024」の入賞作品を発表した。

 同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(HSP)で作成した作品を募集し表彰するイベントで、2003年から20年以上にわたって毎年開催されている。22回目となる今回のコンテストでは、40作品が入賞を果たした。

 入賞作品のうち、「総合最優秀・ツェナワークス賞」「優秀ソフトウェア賞」「優秀ゲーム賞」を受賞した3作品は以下の通り。

総合最優秀・ツェナワークス賞「SLASHMAN」

「SLASHMAN」

 「SLASHMAN」は、斬撃を飛ばせる「スラッシュマン」を操作して、ステージをクリアしていくアクションゲーム。一見普通のジャンプアクションに思えるが、『どんどん良い方向に裏切られている』と評価された。また、技術やアイデアなど、細かく作り込まれている点も高評価を得た。

優秀ソフトウェア賞「航空画像メーカー AirCity」

「航空画像メーカー AirCity」

 「航空画像メーカー AirCity」は、ユーザーがパラメータを設定するだけで、さまざまな「航空写真っぽい」画像を作ることができる制作支援ツール。特にゲーム制作やイラストに背景をつける際、著作権を気にすることなく使うことができる。『航空写真的な画像が必要な時に、AIによる自動生成とは別の解を提示しているところがクリエイティブ』と評価された。

優秀ゲーム賞「BOXALIEN」

「BOXALIEN」

 「BOXALIEN」は、地球に侵攻してきた謎の異星体『ボクセリアン』を撃退する、3Dのシューティングゲーム。既存の類似3Dゲームの良いところをコンパクトに遊びやすく、まとめられた点が評価された。

 なお、このほかの受賞作品は「HSPプログラムコンテスト2024最終選考結果ページ」で公開されている。受賞作品を含む全てのコンテスト応募作品はHSPの公式サイトから誰でも無料でダウンロードでき、遊ぶことが可能だ。