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“HSPプログラムコンテスト2019”の入賞作品発表 ~3Dロボットアクションが総合最優秀・ツェナワークス賞に

42作品が入賞

“HSPプログラムコンテスト2019”

 HSPプログラムコンテスト事務局は12月1日、“HSPプログラムコンテスト2019”の入賞作品を発表した。同コンテストは、フリーのプログラミング言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテスト。2003年から毎年開催され、累計5,500本以上の作品が応募されている。16年目の開催となる今回は、42作品が見事入賞を果たした。

 応募作品全体の中でもっとも評価の高い作品に贈られる“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いたのは、CODE_A氏の3Dロボットアクションゲーム「SHIFT BREAKER」。操作が複雑になりがちな3Dロボットアクションでありながら、シンプルな操作感と初心者でも楽しめる難易度に落とし込んだ点が高く評価された。グラフィックやマップ、ストーリーも完成度が高く、敵を倒す爽快感もしっかり味わえる作品となっている。

「SHIFT BREAKER」

 また“優秀ソフトウェア賞”には、Arue氏のイラストロジック作成ソフト「お絵かきロジック工房Mobile」が選ばれた。パソコン・モバイル両対応のHTML5製イラストロジックアプリを手軽に作成できるツールで、正答時の着色演出や矛盾チェック機能、難易度判定機能などを備え、洗練された完成度が評価された。

「お絵かきロジック工房Mobile」

 “優秀ゲーム賞”は、ポッチ氏の「◯×△□ゲーム」が受賞した。おなじみの“○×ゲーム”を進化させ、4人までの対戦が可能になったボードゲームで、遊びやすさを損なわないまま高い戦略性を持たせた点が評価された。

「◯×△□ゲーム」

 このほかにも、ユニークで完成度の高い作品が受賞作品として数多く紹介されている。受賞作品を含むコンテストの応募作品はすべて“HSPプログラムコンテスト2019”の公式サイトから無料でダウンロード可能だ。