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Androidの12月セキュリティ情報が公開 ~メディアフレームワークに“Critical”な脆弱性

特権プロセスのコンテキスト内で任意のコードを実行可能

Androidの月例セキュリティ情報

 米Googleは12月7日(現地時間)、Androidの月例セキュリティ情報を発表した。今回公表されたセキュリティ情報の内容は、少なくとも1カ月前にパートナーへ通知済み。いずれ各社からアップデートが提供されるはずだ。

 今月のセキュリティパッチは通例に従い“2020-12-01”と“2020-12-05”の2本立てとなっており、過去に実施された脆弱性の修正も含まれている。

セキュリティ パッチレベル“2020-12-01”

 “2020-12-01”は、対応に時間のかかるカーネルコンポーネントや特定ベンダー向けの一部修正を省いたサブセット。Androidパートナーが迅速にユーザーへアップデートを提供できるよう、あえて分割されている。

 今月はフレームワークで8件、メディアフレームワークで2件、システムで3件の脆弱性が修正された。“Google Play”システムにおけるセキュリティ修正はない。

 これらの問題の中でもっとも脅威となるのは、メディアフレームワークで発見されたセキュリティ欠陥(CVE-2020-0458)。特別に細工されたファイルを使用して攻撃者が特権プロセスのコンテキスト内で任意のコードを実行できる可能性があるとして、深刻度は“Critical”と評価されている。

セキュリティ パッチレベル“2020-12-05”

 “2020-12-05”は、すべての脆弱性修正を含んだ完全版。“2020-12-01”での修正に加えカーネルコンポーネントで3件、Broadcomコンポーネントで2件、MediaTekのコンポーネントで3件、Qualcommのコンポーネントで5件の脆弱性が修正された。また、Qualcommのクローズドソースコンポーネントでも、深刻度“Critical”の問題を含む多くの脆弱性が修正されている。