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「Windows 10 バージョン 2004/20H2」とConexant/Synapticsオーディオの互換性問題は一部解決
セーフガードホールドは解除
2020年12月14日 13:26
米Microsoftは12月11日(現地時間)、ConexantおよびSynapticsのオーディオドライバーに適用していたセーフガードホールドを解除したと発表した。他に既知の問題がなければ、「Windows 10 バージョン 2004/20H2」へアップデートできるようになる。
特定のバージョンの「Conexant HDAudio Driver」(chdrt32.sys/chdrt64.sys、v8.65.47.53、v8.65.56.51、およびv8.66.0.0~v8.66.89.00)は「Windows 10 バージョン 2004」のリリース当初から互換性の問題を抱えており、OSのアップグレード中やアップグレード後にブルースクリーン(BSoD)エラーが発生する。同社は影響するデバイスに対し、OSのアップグレードの提供を一時的に中止する措置(セーフガード)を取る一方、手動でのアップデートを避けるよう呼び掛けていた。
この問題うち、一部(セーフガード ID:25702617/25702660)に関しては解決し、今回セーフガードホールドは削除された。他にセーフガードがなければ、48時間以内にアップデートが利用できるようになる。残りの問題は(セーフガード ID:25702617/25702660)まだ解決に至っていないようで、ステータスは“調査中”のままとなっている。