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「Zoom 5.5.4」がリリース ~ギャラリービューやコンテンツ共有をブラッシュアップ

画面が参加者から閲覧可能であるというメッセージでコンテンツ共有の際の事故を防止

Windows版「Zoom」v5.5.4

 米Zoom Video Communicationsは3月1日(現地時間、Windows版は2日に公開延期)、ビデオ会議サービス「Zoom」クライアントアプリの最新版v5.5.4を公開した。現在、Windows/Mac/Androidでマニュアルでのダウンロードとアップデートが可能。iOS版もストアで承認されており、すでに利用可能だ。

 「Zoom 5.5.4」では、ギャラリービューを改善。ビデオを無効化しているユーザーをギャラリービューに表示しない設定にしている場合でも、ビデオをドラッグして表示順序をカスタマイズする機能が利用できるようになった。非表示になっている参加者がビデオを有効化すると、そのビデオはギャラリービューの最後のページの右下に追加される。

ギャラリービュー。参加者のビデオ右上にある[…]から、ビデオを無効化しているユーザーをギャラリービューに表示しない設定へ切り替えることが可能。元に戻すにはミーティング画面右上の[表示]メニューに追加されるコマンドを利用する

 また、コンテンツの共有を開始したときに、画面が参加者から閲覧可能であるというメッセージが表示されるようになった。これまでも共有ウィンドウには蛍光色の枠が付与されていたが、メッセージが追加されることで他の参加者に画面を見られることがよりわかりやすくなったといえるだろう。

コンテンツの共有を開始したときに、画面が参加者から閲覧可能であるというメッセージが表示されるように

 ただし、このメッセージが表示されるのは、参加者の80%以上が「Zoom 5.5.4」へアップグレードしている必要があるので注意したい。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.5.4(21/03/02)