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「Zoom 5.6.3」が画面共有機能に書込み後数秒で消える「バニシングペン」を追加
チャットやホワイトボードなどに入力した情報の共有先を確認するポップアップも
2021年4月21日 06:45
米Zoom Video Communicationsは4月19日(現地時間)、ビデオ会議サービス「Zoom」のクライアントアプリの最新版v5.6.3を公開した。Windows/Mac/Linux版は現在公式サイトからダウンロードできるほか、iOS/Android版も各ストアから数日以内にダウンロードできるようになる見込み。
最新版の主な変更点は、画面共有時やホワイドボード利用時に利用できるツールに、「バニシングペン」が追加されたこと。「バニシングペン」は、書込み後数秒で消えてしまうペンツールで、プレゼンテーションをしながらその時注目してほしい箇所を強調する場面などで重宝するだろう。
また、テキストチャットやホワイトボードなどに入力した情報を誰が閲覧・保存・共有できるのかを確認できるポップアップが追加された。たとえば、会議をしながら住所などの個人情報を一部のメンバーと共有したつもりで、全員が閲覧できてしまうといったケースを抑止するために、どうすれば共有先を限定できるかを確認できる。
さらに、「リアクション」機能でもチャットで利用できるすべての絵文字が利用できるようになったほか、Windows版で消費電力を改善するための機能強化が施されるなどの改善が行われた。
ソフトウェア情報
- 「Zoom」Windows版
- 【著作権者】
- Zoom Video Communications, Inc.
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.6.3(21/04/19)