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「Zoom」の新機能「イマーシブビュー」で最大25人と仮想空間を共有可能に
Windows/Mac向けのデスクトップクライアント「Zoom 5.6.3」以降でサポート
2021年4月27日 14:39
米Zoom Video Communicationsは4月26日(現地時間)、オンラインビデオ会議ソフト「Zoom」の新機能「イマーシブビュー」(Immersive View)をリリースした。最大25人の参加者を同じ仮想空間に配置し、会議室や教室の雰囲気を再現することができる。
イマーシブビューはオンラインミーティングにありがちな疲労を軽減するために導入された機能で、スピーカービューやギャラリービューに切り替えるのを同じやり方でホスト側から有効化可能。ミーティングの参加者は共通の仮想空間(シーン)に配置され、その場を共有できる。「Microsoft Teams」や「Skype」でお馴染みのTogetherモードに似た機能で、シーン背景の入れ替えや参加者の移動なども行える。プリセットされたシーン以外にも、自分でアップロードしたシーンも利用可能だ。
イマーシブビューはWindows/Mac向けのデスクトップクライアント「Zoom 5.6.3」以降でサポートされており(執筆時現在の最新版は「Zoom 5.6.4」)、それ以外の環境から参加するとシンプルな黒背景になる。また、ミーティングの参加者が25名を超える場合は、シーンの上部にサムネイル表示される。大規模なミーティングならば、既存のギャラリービューなどを利用する方がよいだろう。
なお、イマーシブビューではブレイクアウトルームが利用できないので注意。ホストが自分の画面を共有した場合も、イマーシブビューは解除される。他にも録画機能などに一部制限がある。
ソフトウェア情報
- 「Zoom」Windows版
- 【著作権者】
- Zoom Video Communications, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 5.6.4(21/04/26)