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「Zoom」の最新版は逆光の環境でも顔を明るく撮影可能 ~v5.6.6が公開

フィルターの3Dエフェクトや変形を顔に適用した際のレンダリングも改善

「Zoom」v5.6.6

 米Zoom Video Communicationsは5月24日(現地時間、Windows版は25日に公開延期)、ビデオ会議サービス「Zoom」のクライアントアプリの最新版v5.6.6を公開した。Windows/Mac/Linux版は現在公式サイトからダウンロードできるほか、iOS/Android版も各ストアから数日以内にダウンロードできるようになる見込み。

 最新版の主な変更点は、背後から光が当たる逆光の環境でも、人物を明るく撮影できるようになったこと。多くのテレワーク環境では部屋の中心に照明、壁際にPCがあり、逆光になりやすいので、この改善はうれしい。

 また、フィルターの3Dエフェクトや変形を顔に適用した際のレンダリングが改善された。さらにライブストリーミングや録画される会議、ウェビナーの参加者が情報を提供する前に誰が情報を表示・保存・共有できるかについて通知が表示されるようになった。

 そのほか、管理者がWeb上のアカウント管理画面からヴァーチャル背景の使用を強制したり、デフォルトのヴァーチャル背景を設定することが可能になった。ヴァーチャル背景の使用が強制されている場合、ヴァーチャル背景のシステム要件を満たしていないユーザーは映像をONにできなくなる。

ソフトウェア情報

「Zoom」Windows版
【著作権者】
Zoom Video Communications, Inc.
【対応OS】
Windows Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.6.6 (961)(21/05/25)