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iOS/iPadOSのデフォルトとして設定可能に ~国産の無料Webブラウザー「Lunascape」

「iOS 14」以降、「Lunascape」v11.3.0以降で対応

iOS/iPadOSのデフォルトブラウザーとして「Lunascape」を設定できるように

 G.U.Labs(株)は4月5日、iOS/iPadOSのデフォルトブラウザーとして「Lunascape」を設定できるようになったと発表した。同日よりリリースされるv11.3.0以降で対応している。

 「Lunascape」は、2001年に生まれた国産の無料Webブラウザー。広告ブロックやRSSリーダー、タブブラウジング、電子書籍リーダーなどの機能を備える。当初はデスクトップ版のみだったが、現在はiPhone/iPad向けやAndroid向けもラインナップ。2019年にブロックチェーン関連のスタートアップ企業G.U.Labsに買収され、その下で開発が継続されている。

 「iOS 14」以降ではOS既定のWebブラウザーとして「Safari」以外のサードパーティー製アプリを設定可能だが、Appleの審査をパスしたものだけだ。今回、晴れて審査をパスしたことで、リンクを開く際に使われる標準のWebブラウザーとして「Lunascape」が利用できるようになった。

 デフォルトブラウザーを変更するには、まず「設定」アプリで[Lunascape]画面へ移動する。次に[デフォルトのブラウザApp]を“Lunascpae”に切り替えればよい。