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「Microsoft Edge 89」に2件のゼロデイ脆弱性 ~悪用例も報告あり、すぐにアップデートを

バージョンがv89.0.774.77になっているかどうかをチェック

「Microsoft Edge」v89.0.774.77

 米Microsoftは4月14日(現地時間)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v89.0.774.77を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された問題は、「Google Chrome」v89.0.4389.128で対処されたものと同じ。レンダリングエンジン「Blink」における解放後メモリ利用(Use-after-free)の欠陥(CVE-2021-21206)とスクリプトエンジン「V8」(x86_64)で信頼できない入力の検証が不十分であった問題(CVE-2021-21220)が解決された。

 いずれも脆弱性を悪用した攻撃が報告されており、できるだけ早い対応が必要だ。

 「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」安定版はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。