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過去40年の地球の移り変わりを追体験できる「Google Earth タイムラプス」が公開

都市の発展、自然環境の変化……スライダーで時系列を遡ったり、再生できる

「Google Earth タイムラプス」

 米Googleは4月16日(現地時間)、「Google Earth」の新機能「Google Earth タイムラプス」を発表した。1984年から2020年までの36年間に撮影された2,400万枚の衛星写真をインタラクティブな4D体験にまとめ、自由に時間を遡って地球がどのように変わってきたのかを知ることができる。

 「Google Earth タイムラプス」には、ランドサット(Landsat)計画で撮影されたものが多く利用されている。ランドサット計画はアメリカ地質調査所(USGS)とアメリカ航空宇宙局(NASA)の共同地球観測プログラムで、1970年代から地球各地の観測を続けているという。2015年以降についてはランドサットの画像に加え、欧州連合(EU)および欧州宇宙機関(ESA)コペルニクス計画で得られた映像も組み合わされているという。タイムラプス機能は、カーネギーメロン大学のCREATE Labの専門家が協力している。

 「Google Earth タイムラプス」を利用するには、まずWebブラウザーで“g.co/Timelapse”を開く。すると、「Google Earth」がサイドパネル付きで開く。このパネルでは、見たい地点の検索を検索したり、スライドバーを操作して時間を遡ることが可能。スライドバーの再生ボタンを押せば、街が発展する様子や地形が変化していく様子を追体験できる。

 この機能は、地球が直面している課題や各都市の発達の歴史の理解するために開発されたものだ。サイドバーの“おすすめの場所”には、それらがよくわかる地点がピックアップされている。

 また、「Google Earth」の“Voyager”でもガイド付きのタイムラプスが利用可能。800を超える2D/3Dのタイムラプス動画も用意されており、“YouTube”でも楽しめる。

“Voyager”でガイド付きのタイムラプスを楽しむ

 同社はこれからの10年も、パートナーと協力しながら「Google Earth」に新しいタイムラプス画像を毎年追加していく予定。この機能により、地球全体を見る俯瞰的な視点が議論の土台となり、新たな発見が促され、地球規模の課題のいくつかについての人々の考え方の変化に繋がることを願うとしている。