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次期「Microsoft Office」の商用プレビューが開始 ~WindowsのLTSC版とMac版から

「SharePoint」と「Project Server」のテストも数カ月以内に

 米Microsoftは4月22日(現地時間)、Windows向けLTSC版「Microsoft Office」とMac向け「Microsoft Office 2021」の商用プレビューを開始した。同社は今年2月、買い切り版「Office」の次期バージョンを発表。商用プレビューを4月に開始すると発表していた。

 “長期サポートチャネル”(Long Term Servicing Channel:LTSC)の「Office」は、インターネット接続のない製造プロセス現場など、バージョンを固定して長期間運用する必要のある組織向けに構築されたバージョン。LTSC版「Windows 10」と同様、5年間の固定期間サポートが設けられている。

 今回のプレビューはあくまでも企業などで一般リリースに先駆けて機能評価を行うためのもので、個人は利用できない。今回プレビューされるMac向け「Office 2021」も同じ扱いだ。一般向けの製品リリースは、今年後半が予定されている。

 同社は今後数カ月のうちに「SharePoint」と「Project Server」の商用プレビューも開始するとしている。