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無料版「Smart Defrag」にディスクの健康状態を判断する「ディスク ヘルス」機能が追加

「大容量ファイルデフラグ」機能やデフラグ処理やファイル優先配置処理の最適化も

「Smart Defrag 7 Free」v7.0.0.62

 米IObit Information Technology(日本代理店(株)エクサゴン)は、デフラグソフト「Smart Defrag」の最新版「Smart Defrag 7」を公開した。64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 ハードディスクは長期間利用していると次第に断片化(データがあちこちに保存されて、探すのに時間がかかるようになる)し、読み書きの速度が低下する。「Smart Defrag」はそれを防止、ディスク本来のアクセス速度を取り戻すことのできるメンテナンスツールだ。ディスクドライブの状態を分析し、デフラグ(断片化の解消)やトリミング(記録領域の整理)、不要ファイルの除去といった必要な処置を選択・実施するといった一連の流れをワンクリックで行える。

データがあちこちに保存されて、探すのに時間がかかるようになる「データの断片化」を解消するデフラグ処理
デフラグ処理の完了時にはレポートの表示も可能

 さらに、よく使うファイルをディスクアクセスに有利な場所へ配置する「ファイル優先配置」や、Windows ストアアプリ・ゲームを最適化する機能も搭載。システム起動時にデフラグを行う「ブートタイム デフラグ」では、ページファイルや休止ファイル、システムファイルのデフラグも行える。

Windows ストアアプリ・ゲームを最適化
システム起動時にデフラグを行う「ブートタイム デフラグ」

 基本機能のみを備えた「Smart Defrag Free」は、PC3台まで無償で利用可能。自動デフラグやブートタイムデフラグの一部機能などの上位機能が使える「Smart Defrag PRO」は、3ライセンスで年額3,980円(税抜き)。

 最新版の「Smart Defrag 7」では、サイズの大きなファイルをデフラグしてディスクの読み取り・書き込み速度を向上させ、ディスクの耐久性を保つ「大容量ファイルデフラグ」や、リアルタイムでディスクの温度や使用状況、自己診断レポートなどの情報からディスクの健康状態を判断する「ディスク ヘルス」といった機能が追加された。これらの機能は無償版でも利用可能。

リアルタイムでディスクの温度や使用状況、自己診断レポートなどの情報からディスクの健康状態を判断する「ディスク ヘルス」

 また、デフラグ処理やファイル優先配置処理が最適化され、ディスクアクセスが高速化された。インストールプロセスも変更されている。

 なお、本ソフトをセットアップする際、他のアプリのインストールをお勧めされることがあるが、不要な場合は拒否できる。

他のアプリのインストールをお勧めされることがあるが、不要な場合は拒否できる。

ソフトウェア情報

「Smart Defrag 7 Free」
【著作権者】
IObit Information Technology
【対応OS】
64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.0.0.62