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「Windows 10 バージョン 2004/20H2/21H1」の既知の問題はほぼ解消

ふりがなを自動入力するアプリが正常に機能しない問題を除き解決

Windowsのリリース情報ページ

 米Microsoftは6月23日(現地時間)、「Windows 10 バージョン 2004/20H2/21H1」の既知の問題一覧をアップデートした。先日のプレビューパッチにより、ふりがなを自動入力するアプリが正常に機能しない問題を除き、すべての不具合が解消された。

 このプレビューパッチで修正された既知の問題は、以下の2つ。大きな問題がなければ、来月の月例アップデートで一般提供されるので、それを待つとよいだろう。あえて試したい場合は、「Windows Update」で更新プログラムを手動でチェックすると適用される。

 脆弱性対策の影響でリモートデバイスのイベントログにアクセスするアプリが接続不能になる問題もリストアップされているが、これはすべてのデバイスに2021年6月のセキュリティ更新を適用すれば解決される。

 ふりがなを自動入力するアプリが正常に機能しない問題に関しては、「Microsoft IME」を一時的に古いバージョンへ戻すという回避策が案内されている。古い「Microsoft IME」への切り替えは、「設定」アプリから行える。

タスクトレイの右クリックメニューなどから「設定」アプリの[Microsoft IME]画面にアクセス
[全般]を選択
下の方にスクロールし、[以前のバージョンの Microsoft IME を使う]オプションを有効化する