ニュース
Windowsの不具合情報の集約サイトが日本語化 ~10カ国語へローカライズ
セーフガードホールドやライフサイクル、ロールアウトの状況といった情報も併せて提供
2021年7月12日 13:24
米Microsoftは7月8日(現地時間)、Windowsのリリースヘルスページが日本語を含む10カ国語に対応したと発表した。このページのローカライズは、昨年の調査でもっとも多かった要望の一つであるという。
Windows 10のアップデート品質は近年改善されつつあるが、それでも不具合は避けられない。Windowsのリリースヘルス(Windows のリリースの正常性)はそうした万が一のトラブルの際、ユーザーへ迅速に情報を公開する目的で運営されている情報ハブサイトだ。同社は透明性確保のため、このハブサイトの改善に力を入れており、最近ではダークモードへの対応も果たしている。
今回のローカライズでサポートされた言語は、以下の通り。アップデートの不具合情報のほかにも、セーフガードホールドやライフサイクル(製品サポートの終了)、ロールアウトの状況といった情報も併せて提供される。
- フランス語(フランス)
- ドイツ語
- スペイン語(スペイン)
- 日本語
- 中国語(繁体字)
- 中国語(簡体字)
- ポルトガル語(ブラジル)
- ロシア語
- イタリア語
- 韓国語
基本となるのはあくまでも英語版のようだが、機械翻訳によりおおむね24時間以内でローカライズされた文書が提供されるとのこと。表示言語はOSやWebブラウザーの設定が尊重されるため、日本語ドキュメントを閲覧するためにユーザー側で必要な作業はとくにない。ページ下部の言語設定を変更すれば、これまで通り英語の情報にもアクセスすることも可能だ。