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「Windows 11」Build 22000.100が公開 ~タスクバー・通知センターをブラッシュアップ

Windows 11統合の「Microsoft Teams」チャット機能のテストも開始

「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.100がWindows Insider Program Devチャネルで提供開始

 米Microsoftは7月22日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22000.100を「Windows Insider Program」のDevチャネルでリリースした。プレビュービルドをすでに導入済みの場合は、「Windows Update」からアップグレードできる。

Windows 11統合の「Microsoft Teams」チャット機能

 本ビルドから、タスクバーに統合される「Microsoft Teams」チャット機能([Windows]+[C]キー)のテストが、一部のテスターを対象に開始される。第1段階は「Teams」にサインインして連絡先を追加し、1対1のプライベートチャットやグループチャットに接続するところまでが提供されるが、この機能は今後も拡張されていく予定だ。

 また、タスクバーや通知センターでもさまざまな調整が行われている。

 まず、タスクトレイのオーバーフローがWindows 11のビジュアルに合わせてアップデートされた。角がとれて、丸くなっているのがわかる。

Windows 11のビジュアルに合わせてアップデートされたタスクトレイのオーバーフロー

 次に、通知センターに「集中モード」(Focus Assist)設定へのリンクが設けられた。あらかじめ設定した条件に応じて、煩わしい通知のトーストの表示やサウンドの再生を抑えることができるので、作業に集中したい場合に役立つ。

通知センターに「集中モード」(Focus Assist)設定へのリンク

 最後に、非アクティブアプリがユーザー操作を必要としている場合の通知デザインが変更された。従来はタスクボタンが明滅する仕組みになっていたが、本ビルドではしばらくすると明滅がとまり、タスクボタンに赤い線が表示されるようになった。注意を引きつつも、ユーザーの気を散らさないようにする試みとのことで、同社はこのUIに関する意見を求めている。

非アクティブアプリがユーザー操作を必要としている場合の通知デザインが変更

 そのほかにも、タスクバーのカレンダーフライアウトやタッチキーボードアイコンがアップデートされた。「ストア」アプリも更新されており、ナビゲーションにアニメーションが追加されているという。

 「Windows Insider Program」の「Dev」チャネルでは、Windows 11に導入される予定の新機能を一足先にテスト可能。一定の要件を満たすデバイスであれば、「設定」画面の[更新とセキュリティ]-[Windows Insider Program]セクションから加入できる(要「Microsoft アカウント」)。ただし、一部の設定が引き継がれなかったり、機能の廃止や削除が行われる場合があるので注意したい。