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「Dropbox Basic」ユーザーでもカメラアップロードが利用できるように
パスワード管理のためのWebブラウザー拡張機能も
2021年7月29日 17:16
Dropbox Japan(株)は7月21日(日本時間)、製品のアップデートを発表した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響でリモートワークへの取り組みが広がり、仕事とプライベートの区別がますます曖昧になるなか、ユーザーがこうした変化に対応できるよう、以下の機能が追加されているという。
- フォルダーの提案:適切なコンテンツを追加し、適切な相手と共有できるよう支援
- ファイルの変換:Dropboxで直接、ファイルを別の形式に変換可能に(JPEGからPNGへの変換など)
- システム トレイを使った操作の簡素化:Windowsのタスク バーやMacのメニューバーの「Dropbox」アイコン機能を簡素化。すべてのコンテンツが正常に同期されているかどうかを一目で確認可能に
- Web版のナビゲーションの刷新:左側のフォルダーナビゲーションが刷新され、コンテンツをすばやく見つけられるように
- 詳細ペインの見直し:Web版のコンテンツ詳細ペインを直感的に操作して、重要なコンテンツの概要をすぐに把握できるように
加えて、カメラアップロードの動作速度と信頼性を向上。すべての「Dropbox Basic」ユーザーがカメラアップロードが利用できるようになった。カメラアップロードはモバイルデバイスに保存されている写真と動画を「Dropbox」へ自動でバックアップし、どのデバイスからアクセスできるようにする機能で、バックアップ済みのコンテンツはデバイスから削除してストレージ容量の節約にも使える。iOSとAndroidに対応しており、iOS版では同日よりバックアップするアルバムの指定や、写真や動画の保存方法をカスタマイズする機能も利用できるようになった。この機能はAndroid版でも今年中にサポートされる予定。
最後に、パスワード管理機能「Dropbox Passwords」に以下の新機能が導入された。パスワードの保存、同期、共有がこれまでよりもさらに簡単になるとしている。
- Passwordsブラウザー拡張機能:ユーザー名とパスワードを保存し、ユーザーがオンラインで作業を行う際にそれらを自動入力
- Passwordsの共有機能:パスワードや支払い情報を安全に共有し、誰がどのアカウントへのアクセス権を保持しているか把握
- クレジットカードとデビットカードのサポート:Webブラウザーやモバイルデバイスでの支払いを管理することで時間を節約