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Windows 11へ更新できるかチェックするMicrosoft公式ツール、プレビュー版が再公開

批判の多かったエラーメッセージを改善

「PC 正常性チェック」ツール

 米Microsoftは8月27日(現地時間)、アップデートされた「PC 正常性チェック」(PC Health Check)ツールをプレビュー版として「Windows Insider Program」のテスター向けにリリースした。このツールは利用中のPCが「Windows 11」のシステム要件を満たしているかをチェックするものだが、不適格と判定されてもその理由が明かされないなど、機能が十分でなかったことがユーザーの不満を招き、一時撤回を余儀なくされていた。

 プレビュー版「PC 正常性チェック」ツールは現在、同社のWebサイトから無償で入手可能。ダウンロードの際は、Webページ右上のアイコンから「Windows Insider Program」に参加している「Microsoft アカウント」でログインする必要がある。バイナリは64bit版、Armまたは32bit版、「S モード」版の3つが用意されており、いずれもWindows 10で利用できる。

プレビュー版「PC 正常性チェック」ツールは現在、同社のWebサイトから無償で入手可能
ダウンロードの際は、Webページ右上のアイコンから「Windows Insider Program」に参加している「Microsoft アカウント」でログインする必要がある
バイナリは3種類

 アップデートされた「PC 正常性チェック」ツールはエラーメッセージが改善されており、アップグレードチェックが不合格になった際にその理由と、改善手順が記されたサポートページへのリンクが追加されている。正式版はテスターから得たフィードバックを反映させ、CPU要件の変更を反映させた後に提供が開始される予定で、数週間ほどかかる見込みだ。

アップデートされた「PC 正常性チェック」ツールはエラーメッセージが改善