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Windows 11の要件チェックツール「WhyNotWin11」がダークモードと日本語UIに対応

セキュリティ問題も修正。古いビルドを利用している場合はアップデートを

「WhyNotWin11」v2.3.0.5

 PCが「Windows 11」へ更新できるかチェックするツール「WhyNotWin11」が、7月4日にアップデートされた(v2.3.0.5)。ローカライズが改善され、日本語でもUIが利用できるようになったほか、OSのアプリテーマの設定をアプリ起動時に検出し、ダークテーマに切り替える機能などが追加されている。

 「WhyNotWin11」は、現在判明しているWindows 11のシステム要件をもとに、利用中のPCがそれに適合しているかをチェックできるツール。「GitHub」で公開されているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GNU Lesser General Public License v3.0」(寄付歓迎)。対応OSはWindows 8.1以降で、Windows 10での実行が推奨されている。

 本ソフトの魅力は、各項目それぞれにOK/NGをグラフィカルに表示できる点。ツールチップで追加情報を提供してくれるのも親切で、不合格でもその理由をはっきり示してくれないMicrosoft公式の「PC 正常性チェック」ツール(撤回済み)よりも優れているとして人気だ。

 なお、執筆時現在の最新版は4日にリリースされたv2.3.0.5。v2.3.0.2以降およびv2.3.1ではセキュリティ問題が修正されているとのことで、古いビルドを利用している場合はアップデートが推奨されている。問題の詳細については7月9日に明らかにされる予定だが、現在のところ悪用の報告はないという。

ソフトウェア情報

「WhyNotWin11」
【著作権者】
Robert C. Maehl 氏
【対応OS】
Windows 8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.3.0.5(21/07/04)