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OSの使い勝手を改善する「PowerToys」がWindows 11にピッタリのモダンスタイルに
カラフルで愛着のわくデザインに
2021年9月6日 12:59
米Microsoftは9月3日(日本時間)、Windows 10の使い勝手を向上させるシステムユーティリティパック「PowerToys」をアップデートした(v0.45.0)。本バージョンでは「ようこそ画面」(OOBE)と設定画面のデザインが一新。Windows 11に合わせたモダンなスタイルとなっている。
従来からの「PowerToys」の設定画面はフラットで質実剛健な印象だが、新しい設定画面はカラフルなアイコンを多用しているためか、愛着のわくデザインとなっている。以前はフォントの大きさだけでアクセントがつけられていたヘッダーやセクションも、角のとれた枠を導入することで区別がつきやすく、使いやすいデザインになった。画面の切り替え(トランジション)にアニメーション効果がつけられているのも、触れていて楽しい。
なお、この新しいデザインはWindows 10でも利用可能だ。
そのほかの変更点は、安定性の向上と最適化、インストーラーのアップデート、不具合の修正、アクセシビリティの強化などだ。次の実験版(v0.46)は9月の第2週にリリースされるとのこと。
「PowerToys」は、パワーユーザー向けに提供されているMicrosoft公式のシステムユーティリティ群。Windows 95/XP時代盛んに行われていた取り組みをWindows 10で、しかもオープンソースで復活させたもの。現在、「GitHub」のプロジェクトページからプレビュー版を無償でダウンロードできる。すでにインストール済みの場合は内蔵のアップデーターで更新することも可能だ。対応OSは64bit版「Windows 10 バージョン 1903」以降。
ソフトウェア情報
- 「PowerToys」プレビュー版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.45.0(21/09/03)