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「Windows 10 バージョン 1909」に2021年9月のプレビュー更新プログラム

サマータイムや[ニュースと関心事]の問題などに対処

Microsoft、2021年9月のプレビュー更新プログラムを一部のバージョンのWindows 10に対してリリース

 米Microsoftは9月21日(現地時間)、2021年9月のプレビュー更新プログラムを一部のバージョンのWindows 10に対してリリースした。

  • Windows 10 バージョン 1909:KB5005624
  • Windows 10 Enterprise 2019 LTSC/IoT Enterprise 2019 LTSC/IoT Core 2019 LTSC:KB5005625

 今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチ(Cリリース)。来月第2週に予定されている月例のセキュリティアップデート(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。必要がなければ、無理にインストールする必要はない。

 「バージョン 1909」における主な変更は、以下の通り。

  • サマータイム(DST)変更後にシステム時刻が1時間ずれる問題を修正
  • 画像のサイズを変更すると、ちらつきや残存線が発生することがある問題を修正
  • 特定の画面解像度を使用した場合に、[ニュースと関心事]のアイコンがぼやける問題を修正
  • タスクバーがデスクトップ下部にない場合にアプリケーションへの入力ができない問題を修正
  • [ニュースと関心事]を無効化しているにもかかわらずタスクバーを右クリックすると表示される問題を修正

 一方、「Enterprise 2019 LTSC」などでもサマータイムの問題が修正されているという。

 なお、「バージョン 2004」以降のバージョンを対象としたCリリースは、遅れてリリースされる見込みだ。また、10月から「バージョン1909」向けのCパッチはリリースされなくなるとのこと。Bリリースのみ実施される。