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「Windows 10 バージョン 2004/20H2/21H1」でも[ニュースと関心事]やサマータイムの問題を解決
2021年9月のCリリース
2021年10月4日 11:02
米Microsoftは9月30日(現地時間)、2021年9月のプレビュー更新プログラムをすべてのサポート中バージョンのWindows 10に対してリリースした。今回リリースされたのは、セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチ(Cリリース)。毎月第2週に予定されている月例のセキュリティアップデート(パッチチューズデー、Bリリース)に先駆けテストされるものだ。必要がなければ、無理にインストールする必要はない。
「Windows 10 バージョン 1809/1909」のCパッチは21日から提供されており、今回リリースされたのは「バージョン 2004」「バージョン 20H2」「バージョン 21H1」向けとなる。これらのバージョンはOSのコアが同じなので、パッチも共通だ。
- Windows 10 バージョン 21H1:KB5005611
- Windows 10 バージョン 20H2:KB5005611
- Windows 10 バージョン 2004:KB5005611
- Windows 10 バージョン 1909:KB5005624
- Windows 10 バージョン 1809:KB5005625
「バージョン 21H1」における主な変更点は、以下の通り。
- 特定の画面解像度で[ニュースと関心事]のアイコンがぼやける問題を修正
- タスクバーがデスクトップ下部にない場合にアプリケーションへの入力ができない問題を修正
- [ニュースと関心事]を無効化しているにもかかわらずタスクバーを右クリックすると表示される問題を修正
- サマータイム(DST)への変更後システムクロックが1時間ずれる問題を修正
なお、10月から「バージョン1909」向けのCパッチはリリースされなくなるとのこと。Bリリースのみ実施される。