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Xboxの「Microsoft Edge」が「Chromium」ベースの新版に ~2021年9月アップデート

同期機能やマウス対応といった新要素がXboxにもたらされる

Microsoft、家庭用ゲーム機「Xbox」の2021年9月アップデートを発表

 米Microsoftは9月23日(現地時間)、家庭用ゲーム機「Xbox」の2021年9月アップデートを発表した。「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」が、Xboxで利用できるようになる。

 Xboxには当初、Windows 10の初期バージョンとともに出荷された「EdgeHTML」ベースの古い「Edge」が搭載されていた。しかしMicrosoftは2018年12月、「Edge」を「EdgeHTML」から「Google Chrome」でも使われている「Chromium」へ移行させることを発表。現在では移行がほぼ完了し、Windows/Mac/Linux版が提供されている(Linux版はプレビュー)。

 一方で古い「Edge」(Edge レガシ)は2021年3月にサポートが打ち切られたが、Xboxでは依然古い「Edge レガシ」が既定のWebブラウザーとして利用されていた。

 Xboxの2021年9月アップデートでは、この「Edge」がとうとう「Chromium」ベースの新しいバージョンへ更新される。新しいWeb標準仕様へ対応し、「Chromium」に最適化されたWebサイトとの互換性が向上するほか、同期機能やマウス対応といった新要素がXboxにもたらされる。

 そのほかにも、今回のアップデートではゲーム機やクラウドからXboxゲームをストリーミングし、Windows 10/11 PCでプレイする機能がサポートされる。また、「Xbox Game Pass」カタログのゲームを「あとでプレイする」リストに追加する機能も提供されるとのこと。