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「EdgeHTML」ベースの古い「Microsoft Edge」は2021年3月9日をもってサポート終了

「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」へ移行を

「EdgeHTML」ベースの古い「Microsoft Edge」

 米Microsoftは8月17日(現地時間、以下同)、「EdgeHTML」ベースの古い「Microsoft Edge」(Microsoft Edge レガシ)のサポートを2021年3月9日をもって終了すると発表した。それ以降は「Microsoft Edge レガシ」デスクトップアプリに新しいセキュリティアップデートが配信されなくなるため、そのまま使い続けることは推奨されない。サポート終了までに「Chromium」ベースの新しい「Microsoft Edge」へ移行する必要がある。

 「Microsoft Edge レガシ」の開発はすでに終了しており、現在は新「Edge」へ移行するための更新プログラムが段階的に配信されている状態だ。また、今秋リリースされるWindows 10の次期機能アップデート(大型パッチ)「Windows 10 バージョン 20H2」には新「Edge」が標準で搭載される予定。サポート終了までにはほとんどの旧「Edge」が新「Edge」に置き換えられるだろう。

 なお、「Microsoft Edge レガシ」向けに開発されたアプリやWebサイトは新しい「Edge」でも引き続き動作するとのこと。互換性の問題が発生した場合は、“App Assure”プログラムによるサポートが提供されるという。また、旧「Edge」コンポーネントを組み込んだアプリも引き続きサポートされる見込みだ。