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「Microsoft Edge 84」に脆弱性、修正版のv84.0.522.63が公開

深刻度は“High”

「Microsoft Edge」v84.0.522.63

 米Microsoftは8月20日(現地時間、以下同)、「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v84.0.522.63を公開した。脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された脆弱性は、CVE番号ベースで1件。内容は18日付けでリリースされたデスクトップ向け「Google Chrome」v84.0.4147.135と同じで、「SwiftShader」(GPUではなくCPUを利用するOpenGL ES実装)におけるヒープバッファーオーバーフローの問題(CVE-2020-6556)が解決されている。深刻度の評価は、4段階中上から2番目の“High”。

 「Chromium」ベースの「Microsoft Edge」はWindows/Macに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに新しい「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー(“…”アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。