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「Skype for Web」が「Firefox」でも利用可能に ~「Skype 8.78」のプレビュー版でテスト中

すべてのWebブラウザーに対応。通話画面のモダナイズも開始

「Skype」がすべてのWebブラウザーに対応 ~「Skype 8.78」のプレビュー版でテスト中

 米Microsoft傘下のSkypeは10月22日(現地時間)、「Skype 8.78」のプレビュー版(v8.78.76.151)を公開した。先日発表された「Skype」刷新計画の一部が実装されている。

 「Skype 8.78」では通話画面(call stage)がモダナイズされ、通話画面へ常に表示しておきたい参加者をピン留めしたり、参加者を通話画面上部のトレイに隠す機能が導入された。コンテンツビュー(プレゼンテーションモード)の状態であれば、参加者と一緒に自分のビデオフィードもトレイに置いておくことができる。また、トップトレイに表示される参加者のアバターにも改良がくわえられた。

通話画面のモダナイズも開始

 そのほかにも、ビデオ背景を改善。通話を終了しても、その背景設定が次の通話に引き継がれるようになったほか、毎日更新される「Bing」の写真を背景を設定している場合のエクスペリエンスが改善された。

 また、「Skype for Web」で「Firefox」などのWebブラウザーが利用できるようになった。同社は先日の発表で「Skype」をすべてのWebブラウザーに対応させると表明していたが、それが果たされることになる。「preview.web.skype.com」を「Firefox」で閲覧すると依然「機能が制限されている」というバナーが表示されるが、いずれこのバナーは取り除かれる見込みだ。

 プレビュー版「Skype」をテストするには、「Skype Insider」プログラムに参加する必要がある。WindowsだけでなくMac、Linux、iOS(TestFlight)、Android、Webで利用可能だ。