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「Windows 10 バージョン 2004/20H2/21H1」2021年10月プレビューパッチが公開

ビデオに字幕が表示されないことがある問題などに対処

2021年10月27日 11:00

Microsoft、2021年10月のプレビュー更新プログラムをリリース

　米Microsoftは10月26日（現地時間）、2021年10月のプレビュー更新プログラム（Cリリース）をすべてのサポート中バージョンのWindows 10に対してリリースした。セキュリティ関係の修正を含まないオプションのパッチで、米国時間で毎月第2週に予定されている月例のセキュリティアップデート（パッチチューズデー、Bリリース）に先駆けテストされるものだ。必要がなければ、無理にインストールする必要はない。

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　今回リリースされたのは「バージョン 2004」「バージョン 20H2」「バージョン 21H1」向けのパッチ「KB5006738」。これらのバージョンはOSのコアが同じなので、パッチも共通だ。これで「Windows 11」から「Windows 10 バージョン 1809」までのプレビューパッチが出そろったことになる（「Windows 10 バージョン 1909」はBリリースのみ）。

　「バージョン 21H1」における主な変更点は、以下の通り。

  • 特定のビデオアプリやストリーミングビデオサイトで字幕が表示されないことがある問題に対処
  • Windows 10の仮想プライベートネットワーク（VPN）ユーザーが「Windows Server 2019」の「RRouting and Remote Access service」（RRAS）サーバーに接続できない問題に対処
  • サービスアップデート後にWindowsがBitLockerのリカバリーに移行する問題に対処
  • 「Kerberos.dll」が「Local Security Authority Subsystem Service」（LSASS）内で動作しなくなる可能性がある問題に対処
  • コード整合性でメモリリークの原因となる問題を解決