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無料メールソフト「Thunderbird」v91.3.1が公開 ~本体更新後にアドオンのアップデートをチェックするように

メールの作成中にFirefoxでPDFの添付ファイルが開かれる問題などを修正

「Thunderbird」v91.3.1

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版v91.3.1が、11月15日(米国時間)に正式リリースされた。本バージョンでは、本体の更新後にアドオンのアップデートをチェックするようになるなどの仕様変更が行われたほか、9件の不具合の修正が行われている。

 主な変更点は以下の通り。

  • 本体の更新後にインストールされているアドオンのアップデートをチェックするように
  • OpenPGP公開鍵をメッセージリストの添付ファイルとしてカウントしないように
  • URLを介した検索エンジンの追加が可能に
  • FileLinkメッセージのテンプレートから「Thunderbird」の広告を削除

 また、修正された問題は以下の通り。

  • フルスクリーン表示での実行中に、新着メールポップアップが表示される問題
  • 非標準の「koi8r」エンコーディングで受信したメッセージをサポートしていなかった
  • macOSにおけるさまざまな安定性の向上
  • メールの作成中に「Firefox」でPDFの添付ファイルが開かれる問題
  • [オフライン設定]が[オンライン状態を確認する]に設定されている場合に、アドオンが無効になる
  • [アドオンマネージャー]画面の「addons://」リンクをクリックすると、アプリケーションを内部で開くのではなく、アプリケーションを選んで開くように求められる問題
  • 連絡先サイドバーの[アドレスブック]ドロップダウンが、Windowsで読み取れない問題
  • vCardの添付ファイルがインラインで表示されない
  • ToDoアイテムを含むICSファイルのインポートに失敗する

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7/8/10で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできるほか、Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能でアップデートされる。