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2021年11月の月例パッチに問題、MSIでアプリを修復・更新すると起動不能に
「Kaspersky Endpoint Security 11 for Windows」などに影響
2021年11月19日 09:00
米Microsoftは11月18日(現地時間)、2021年11月の月例セキュリティ更新プログラム以降を適用した環境で「Microsoft Installer」(MSI)に問題が発生していることを明らかにした。MSIを使ってアプリの修復やアップデートを行うと、アプリが開けなくなるようだ。
同社によると、影響を受けるOSは以下の通り。「Kaspersky Endpoint Security 11 for Windows」などのアプリで問題が報告されている。
- Windows 11 バージョン 21H2
- Windows 10 バージョン 21H2
- Windows 10 バージョン 21H1
- Windows 10 バージョン 20H2
- Windows 10 バージョン 2004
- Windows 10 バージョン 1909
- Windows 10 バージョン 1809
- Windows 10 Enterprise LTSC 2019
- Windows 10 Enterprise LTSC 2016
- Windows 10 バージョン 1607
- Windows 10 Enterprise 2015 LTSB
- Windows 8.1
- Windows 7 SP1
- Windows Server 2022
- Windows Server バージョン 20H2
- Windows Server バージョン 2004
- Windows Server バージョン 1909
- Windows Server バージョン 1809
- Windows Server 2019
- Windows Server 2016
- Windows Server 2012 R2
- Windows Server 2012
- Windows Server 2008 R2 SP1
- Windows Server 2008 SP2
同社は解決策を検討中で、今後のアップデートで問題を解決したい考え。一時的な回避策として、影響を受けるアプリをいったんアンインストールしてから、最新バージョンを再インストールする方法を案内している。「Kaspersky Endpoint Security 11 for Windows」が削除できない場合は、公式の削除ツール「kavremover」を利用するとよい。