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小説の推敲補助ツール「Novel Supporter」v1.8.0、縦書きプレビューやPDF出力などが追加【12:10追記】
小説の原稿をさまざまな角度から分析し、傾向を検討できる
2022年2月14日 06:45
クロノス・クラウン(同)は2月4日、『小説推敲補助ソフト「Novel Supporter」』の最新版v1.8.0を公開した。寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトや窓の杜からダウンロードできる。
「Novel Supporter」は、小説の原稿をさまざまな角度から分析し、傾向を検討できるツール。同じ単語・表現ばかり使っていないか、文末表現にかぶりはないか、ケアレスミスや表記ゆれはないかを手軽にチェックすることが可能で、自分の文章を客観視し、推敲したい場合に役立つ。
最新版では、「プレビュー スタイル」で縦書き表示が可能になった。また、目次の区切り単位で分析を実行可能な「章単位実行」機能が追加されたほか、Webフォントを利用した表示に対応している。
さらに、分析結果を出力するする際に、[ブラウザ ビュー]・[PDF出力]・[HTML出力]が選択できるようになった。「ブラウザ ビュー」では、同一ネットワークに接続したデバイスのWebブラウザーで分析結果を確認可能。「PDF出力」では、1行の文字数や1ページの行数を指定してPDFを保存できる。
このほか、「プレビューズーム」「自動実行」機能など、多くの機能が追加・強化されている。
[2022年2月14日12:10編集部追記] 2月14日現在、「Novel Supporter」v1.8.0を起動すると「ノートン セキュリティ」のファイアウォール警告が表示されることを編集部で確認した。有効なデジタル署名がないことが原因のため、マルウェアである可能性は少ないと思われる。
ソフトウェア情報
- 「Novel Supporter」
- 【著作権者】
- 柳井 政和 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.8.0(22/02/04)