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「Go 1.18.1」「Go 1.17.9」が公開、3件の脆弱性を修正

「Go 1.18.1」「Go 1.17.9」がリリース

 「Go 1.18.1」「Go 1.17.9」が、4月13日に公開された。プログラミング言語「Go」のセキュリティアップデートとなる。

 今回のリリースは、3件の脆弱性に対処したセキュリティアップデーとなっている。

  • CVE-2022-24675:「encoding/pem」におけるスタックオーバーフロー。プログラムがクラッシュしてしまう可能性
  • CVE-2022-28327:「crypto/elliptic」でオーバーサイズのスカラーを許容してしまう。「P256().ScalarMult」「P256().ScalarBaseMult」でパニックが引き起こされる。amd64、arm64, ppc64le、s390xポートは影響を受けない
  • CVE-2022-27536:RFC 5280非準拠の証明書をmacOSで検証処理(Certificate.Verify)するとパニックが発生する

 「Go」言語のバイナリは現在、公式サイト「golang.org」から無償でダウンロード可能。Windows/Mac/Linux版などに対応しており、Windows版は64bit版のWindows 7以降で利用できる。