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「Thunderbird 91.8.1」が公開 ~「OpenPGP」関連の修正・改善が中心

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版「Thunderbird 91.8.1」が、4月18日(米国時間)に正式公開された。セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 今回のアップデートでは、以下の問題の修正および改善が行われている。

  • SMTPへのCLIENTID拡張がsmtp-jsをサポートしない問題を修正
  • 追加されたSMTPエラーがユーザーに通知されない問題を修正
  • OpenPGP:サポートされているキータイプがいくつか使用できない問題を修正
  • OpenPGP:Key Managerが追加のIDをインポートした後、誤った情報を表示することがある問題を修正
  • サーバー側のフィルターが使用されていると重複する新しいメール通知が表示される問題を修正
  • SMTPパスワード入力をキャンセルすると、複数の失敗ダイアログが表示される問題を修正

 「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7/8/10/Server 2008 R2で利用可能。現在、公式サイト“thunderbird.net”からダウンロードできるほか、Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。すでに利用している場合は、自動更新機能でアップデートされる。