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「Google Chrome」にセキュリティアップデート、13件の脆弱性に対処

最大深刻度は「High」

「Google Chrome」v101.0.4951.64

 米Googleは5月10日(米国時間、以下同)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定(Stable)版v101.0.4951.64を公開した。13件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 このうち、CVE番号が明らかにされているのは9件。内容はスクリプトエンジン「V8」におけるバッファーオーバーフロー、「ANGLE」グラフィックライブラリなど各種コンポーネントにおける解放後メモリ利用(use after free)となっている。深刻度の内訳は、「High」が8件、「Medium」が1件。

 また、内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」安定版はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10/11に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)などから手動でアップデートすることもできる。