「Thunderbird 91.10.0」が公開 ～9件の脆弱性を修正

「Thunderbird」v91.10.0

　オープンソースのメールソフト「Thunderbird」の最新版v91.10.0が、5月31日（米国時間）に正式公開された。ユーザーインターフェイスとテーマの改善が行われたほか、セキュリティ関連の修正が行われている。

　本バージョンで修正された脆弱性は、全部で9件。深刻度の内訳は「High」が8件、「Moderate」が1件となっている。「Thunderbird」ではJavaScriptが既定で無効化されているため、「Firefox」ほどの脅威にはならないケースが多いが、できるだけ早めに対処しておきたい。

　「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、Windows版はWindows 7以降で利用可能。現在、公式サイト「thunderbird.net」からダウンロードできる。Windows版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。

　なお、すでに利用している場合は自動更新機能でアップデートできる。編集部ではまだ確認できていないが、間もなく最新版が配信されるはずだ。