ニュース
「Microsoft Edge 102」にリモートコード実行の脆弱性
深刻度は「Moderate」
2022年6月10日 10:30
米Microsoftは6月9日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v102.0.1245.39を公開した。
本バージョンは「Chromium」プロジェクトの最新のセキュリティアップデートを組み込んでいるとのことだが、「Google Chrome」v102.0.5005.115に追随したものではないようだ。「Edge」にのみ影響するリモートコード実行の欠陥(CVE-2022-22021)を修正したことを除けば、変更点はない。脆弱性の深刻度評価は「Moderate」。
近日中に追加のアップデートが実施されるものと思われる。
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。