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「Microsoft Edge 102」が「Chrome」の一週間遅れで正式版に

深刻度「Critical」の問題を含む24件の脆弱性に対処

「Microsoft Edge」v102.0.1245.30

 米Microsoftは5月31日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v102.0.1245.30を公開した。「Google Chrome 102」より1週間遅れてのリリースとなる。

 メジャーバージョンアップとなる「Edge 102」だが、機能面での変更はあまりない。エンタープライズ向けにいくつかのポリシーが追加されたのみだ。先日行われた開発者向けカンファレンスで「Edge」の新機能と今後の展開が発表されているので、まだの方はぜひチェックしていただきたい。

 脆弱性の修正は、CVE番号ベースで24件。「Chrome 102」における変更とほぼ共通(最大深刻度は「Critical」)だが、「Edge」独自の問題として以下の3件が対処されている(括弧内は深刻度の評価)。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上の[設定など](…)メニューから[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。