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「Microsoft Edge 101」にセキュリティアップデート ~最大深刻度は「High」

「ANGLE」などの解放後メモリ利用、「V8」のヒープバッファーオーバーフローに対処

「Microsoft Edge」v101.0.1210.47

 米Microsoftは5月13日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v101.0.1210.47を公開した。7件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 今回修正された脆弱性は、いずれも「Chromium」に関わるもの。「ANGLE」グラフィックライブラリをはじめとする各種コンポーネントの解放後メモリ利用(Use after free)や、スクリプトエンジン「V8」のヒープバッファーオーバーフローの問題が解決されている。

 なお、これら問題は「Google Chrome」でも対処済みだ。最大深刻度は「High」。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。