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「Google Chrome」にセキュリティアップデート、7件の脆弱性に対処

最大深刻度は「High」

「Google Chrome」v102.0.5005.115

 米Googleは6月9日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の最新安定(Stable)版v102.0.5005.115を公開した。7件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

 このうち、CVE番号が明らかにされているのは4件。内容は「WebGPU」「ANGLE」における解放後メモリ利用(use after free)、「WebGL」における範囲外メモリアクセス、コンポジティング処理における範囲外読み取りとなっている。深刻度の評価は、いずれも「High」。

 また、内部監査やファジングで発見された不具合も修正されているとのこと。

 デスクトップ向け「Google Chrome」安定版はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、64bit版を含むWindows 7/8/8.1/10/11に対応する。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)などから手動でアップデートすることもできる。