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「Microsoft Edge」v103.0.1264.62が公開 ~32bit版「Windows 10 バージョン 1809」ユーザーは注意

更新しないと「Edge」が起動しなくなる恐れ

「Microsoft Edge」v103.0.1264.62

 米Microsoftは7月14日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」の最新安定(Stable)版v103.0.1264.62を公開した。さまざまな不具合とパフォーマンス問題が修正されているという。セキュリティ関連の修正はアナウンスされていない。

 ただし、32bit版「Windows 10 バージョン 1809」(LTSCを除き、サービス終了)を利用している場合、このバージョン以降にかならず更新しなければならないので注意したい。近日公開予定のプレビュー更新プログラム(KB5015880)を適用すると、「Edge」が起動しなくなる場合があり、本バージョンではこの問題が修正されている。

 Extended Stableチャネルの「Edge 102」を利用している場合は、「NewSmartScreenLibraryEnabled」ポリシーの無効化でこの問題を回避できる。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上の[設定など](…)メニューから[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。すぐにアップデートを受け取れない場合もあるので、その場合は時間をおいて再度試してみてほしい。