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「Google Meet」で匿名でもアンケートや質疑応答ができるように
個人を特定しないことで議論の活性化を促す
2022年7月22日 15:36
米Googleは7月19日(現地時間)、「Google Meet」のアンケート(投票)や質疑応答(Q&A)が匿名でも利用できるようになったと発表した。大規模な会議ではとくに要望の多かった機能であるという。
「Google Meet」の一部エディションにはすでにアンケートや質疑応答の機能が備わっているが、どのユーザーがどの投票、どの質疑応答に関わったのかが記録される。しかし、そうした紐付けが不要なケースは少なくない。また、個人を特定されないほうが率直な意見や活発な議論を期待できることも多いだろう。ドメインが複数の企業にわたって共有されている場合は、プライバシー保護の観点から匿名である方が都合のいいこともある。
質疑応答の場合、匿名での質問は既定で許可されている。ミーティングの主催者と共同開催者は、ミーティングのアクティビティ設定で匿名の質問のON/OFFを管理可能だ。
一方、アンケートの場合は既定でOFFになっている。匿名での投票を許可する場合は、アンケートを共有する際にトグルスイッチを明示的にONへ切り替える必要があるので注意したい。
この機能は同日より段階的にロールアウトされるとのこと。以下のエディションでサポートされる。
- Google Workspace Essentials
- Google Workspace Business Standard
- Google Workspace Business Plus
- Google Workspace Enterprise Starter
- Google Workspace Enterprise Essentials
- Google Workspace Enterprise Standard
- Google Workspace Enterprise Plus
- Google Workspace Education Plus
- Google Workspace Teaching and Learning Upgrade
- G Suite Business
- Google Workspace Nonprofits
加えて、アンケートはGoogle Workspaceの個人ユーザーでも利用できるが、質疑応答は利用できないので注意したい。