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「Google Meet」でノイズキャンセリング量を音声インジケーターに表示可能に
Web会議中でもノイズレベルが確認できる
2022年8月19日 07:15
米Googleは8月16日(現地時間)、同社が提供するビデオ会議サービス「Google Meet」について、会議中に除去されたバックグラウンドノイズ量を確認できる機能を追加したと発表した。即時リリース方式および計画的リリース方式のドメインともに、同日より順次ロールアウトされ、本機能が利用できるまで最大15日以上かかる見込み。
「Google Meet」のノイズキャンセリング機能は、クラウドベースの人工知能(AI)技術を活用して、タイピング音やドアの開け閉め音など、ユーザーの声以外のバックグラウンドノイズを除去するもの。現在契約している「Google Workspace」のエディションにかかわらず、本機能を利用可能だ(一部地域・国のユーザーを除く)。
原則、デフォルトでONになっているが、Google Meet画面下部の[その他のオプション]アイコンから[設定]をクリックし、[音声]ダイアログで無効化することもできる。
今回アップデートされた音声インジケーターでは、ノイズキャンセリングが機能すると、まず同機能が有効化されていることを示す通知が展開。加えて、インジケーターの周囲にはリング状の表示が出現し、ノイズの音量レベルに応じてリングのサイズが変化して除去されたノイズの量が視覚化される。
今回の追加機能は、ノイズキャンセリング機能をONにすると自動的に利用可能。対象となるのは「Google Workspace」のうち、Business Standard/Business Plus/Enterprise Essentials/Enterprise Standard/Enterprise Plus/Education Plus/Workspace Individualプランのユーザーのみ。これ以外の「Google Workspace」プランと従来の「G Suite」Basic/Businessのユーザー、個人向けのGoogleアカウントを持つユーザーは対象外となる。