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「Google Meet」と高機能オンラインホワイトボード「Miro」が連携可能に
ビデオ通話にMiroのホワイトボードを埋め込んで利用できる
2022年7月14日 15:30
米Googleは7月13日(現地時間)、同社が提供するビデオ会議ツール「Google Meet」と、ミロ・ジャパン(同)が提供するオンラインホワイトボードツール「Miro」との連携機能を一般提供すると発表した。即時リリース方式・計画的リリース方式のドメインともに、同日より順次ロールアウトされ、本機能が利用できるまで最大3日かかる見込み。
「Google Meet」にはすでにホワイトボード機能として「Jamboard」が用意されているが、より高機能な「Miro」と連携することで、より高度なコラボレーションが行なえるようになる。
「Miro」は、オンラインホワイトボードを提供するビジュアルプラットフォームで、2022年6月に日本語のユーザーインターフェイスを正式公開。無料版のユーザーを含め、全てのユーザーが日本語環境で利用できる。「Google Workspace」アプリとのコラボレーションとしては、すでに「Google カレンダー」と「Google ドライブ」で連携可能となっている。
今回の「Google Meet」との統合では、ビデオ通話に「Miro」のホワイトボードを埋め込み可能となり、通話中でも「Miro」の豊富な描画ツールやテンプレートを有するホワイトボードに直接アクセスできるようになった。リアルタイムでの会議内容の資料化・共有に活用できると期待される。
利用したい場合は「Google Meet」の[アクティビティ]ウィンドウ下部にあるアドオンリストに追加された[Miro]ボタンをクリックすればよい。保存したボードを開くか、新しいボードを作成すればチーム内での編集・共有がすばやくできるようになる。このアクセスにはMiroアカウントの作成は必要なく、ゲストによるアクセスでも最大24時間ボードを保存できる。
なお、本機能は「Google Workspace」および「G Suite」Basic/Business、個人向けGoogle アカウントを持つユーザーが利用可能。ただし、「Google Chrome」または「Microsoft Edge」のいずれかのWebブラウザーで「Google Meet」を使用している場合にのみ利用できるとのこと。