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「Google Meet」が「Google Chrome」のピクチャーインピクチャーに対応

会議に参加しながら内職が可能。プレゼンしながらポップアップで反応を確かめることも

2022年6月17日 14:36

「Google Meet」が「Google Chrome」のピクチャーインピクチャーに対応

　米Googleは6月16日（現地時間）、「Google Meet」が「Google Chrome」の「ピクチャーインピクチャー」（Picture-in-Picture、PiP）機能に対応したと発表した。他のタブを閲覧しながら、最大4つの「Google Meet」ビデオストリームをフローティングウィンドウで閲覧できる。複数のビデオフィードを固定表示できるようにもなっているので、どのビデオをフローティングウィンドウに表示するかも調整可能だ。

　PiPのフローティングウィンドウでサポートされる機能は、以下の通り。すべてのミーティング機能が網羅されているわけではないが、最低限必要な機能はカバーされている。

  • マイクのミュート
  • カメラの制御
  • 通話の終了
  • 「Google Meet」ミーティングのタブに戻る

　メンバーがミーティングに参加しながら他の作業をするのに役立つのはもちろん、発表者がプレゼンテーションタブを操作しながらメンバーの様子をチェックしたい場合にも役立つ。PiPフローティングウィンドウを開いている間も、チャットメッセージ、挙手、参加リクエストなどの通知を受け取ることができる。

　この機能は即時リリース方式・計画的リリース方式に関わらず、すべてのドメインで同日よりロールアウトされる。対象は「Google Workspace」の全ユーザーで、従来の「G Suite Basic」「G Suite Business」や個人のアカウントで利用しているユーザーも利用可能だ。