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「Google Meet」からのタブ切り替えでピクチャーインピクチャーが自動で開くように

会議相手のビデオを確認しながらスムーズに資料を確認できる

「Google Meet」からのタブ切り替えでピクチャーインピクチャーが自動で開くように

 米Googleは8月26日(現地時間)、「Google Meet」のピクチャーインピクチャー(Picture-in-Picture、PiP)機能の改善を発表した。会議中に「Google Meet」を開いているタブから別のタブへ切り替えると、会議相手のビデオがPiPとして自動で開くようになっている。

 「Google Meet」のPiPは、「Google Meet」をデスクトップ版の「Google Chrome」で利用している場合にのみ使える機能。他のタブを閲覧しながら、最大4つの「Google Meet」ビデオストリームをフローティングウィンドウで閲覧できる。

 今回のアップデートで、わざわざ別タブに切り替える前に[⁝]ボタンからメニューを表示してPiPを起動する手間が省け、会議相手の顔を見ながら別タブで開いた資料などをスムーズに確認できるようになった。PiPの自動起動は、「Google Chrome」のオムニ(アドレス)バー左端のアイコンから展開するメニューから無効化することも可能。

「Google Chrome」のオムニ(アドレス)バー左端のアイコンから展開するメニュー

 本機能は、即時リリースドメインに8月26日から段階的に展開されており、機能が利用可能になるまで最大15日かかる。計画的リリースドメインには、9月10日から段階的に展開され、機能が利用可能になるまで最大15日かかる見込み。すべての「Google Workspace」と「Workspace Individual」ユーザーに加え、個人のGoogle アカウントユーザーが対象となる。