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「Google Chat」のスペースに参加できる人数が400人→8,000人に

大規模な組織・コミュニティにも対応

「Google Chat」の「スペース」に参加できる人数の制限が緩和

 米Googleは7月18日(現地時間)、「Google Chat」の「スペース」に参加できる人数の制限を緩和したと発表した。これまでは400人までしか参加できなかったが、今後は8,000人まで参加可能。大規模な組織・コミュニティにも対応できるようになる。

 「Google Chat」には、「チャット」と「スペース」という2つの機能がある。どちらも複数のメンバーが参加できるが、チャットはあくまでも1対1のダイレクトメッセージ(DM)の延長だ。

「Google Chat」の「チャット」と「スペース」

 一方、スペースは「Gmail」をはじめとするさまざまな「Google Workspace」製品と連携可能で、トピックやプロジェクトの情報を集約できる。加えて、スペースでは「スレッド」による会話や「@メンション」、タスクの割り当てといったモダンなコラボレーション機能がサポートされる。

 このアップデートは展開済み。個人の「Google アカウント」では利用できないが、従来の「G Suite」(Basic/Business)を含め、「Google Workspace」のすべてのユーザーが利用できる。

 なお、チャットを用いたグループ会話は最大400人まで。また、「Google ハングアウト」(廃止予定)では最大8,000人の新しいスペースを作成することはできないので注意したい。

「Google Chat」の「チャット」と「スペース」