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「Google Chat」でカスタム絵文字の作成が可能に

 米Googleは10月24日(現地時間)、「Google Chat」で利用できるカスタム絵文字作成機能を発表した。組織内の全員が、アップロードされたカスタム絵文字を閲覧したり、チャットメッセージやリアクションで使用できるようになった。これは10月11~13日(米国時間)に開催されたGoogle Cloudの年次カンファレンスイベント「Google Cloud Next '22」にて発表されていた機能の1つ。

 この機能は、組織内のすべての人に対してデフォルトでONになる。エンドユーザーは、Web版のチャットまたはGmailの絵文字ピッカーにある作成ボタンから、好きな画像をアップロードしてカスタム絵文字として利用可能だ。作成したカスタム絵文字はメッセージとリアクションの絵文字ピッカーのカスタム絵文字タブから利用できる。作成したカスタム絵文字は組織内の全員が使用可能だ。

 管理者は管理コンソールで、カスタム絵文字の有効・無効化やカスタム絵文字を作成できるユーザーの制限、カスタム絵文字の管理者の指定といった設定を行える。

 カスタム絵文字は、即時リリースドメインでは2022年11月8日より、計画的リリースドメインは11月30日より段階的にロールアウト予定。いずれのドメインも全ユーザーに展開されるまで最大15日かかる見込みだ。

 カスタム絵文字機能は「Google Workspace」の全エディションおよび「G Suite」のBasic/Businessエディションを利用するすべてのユーザーが利用できる。なお、個人のGoogleアカウントでは利用できない。