ニュース

「Google Chat」に「Google タスク」連携機能 ~選択したメッセージを個人タスクに追加

まずはWebとAndroidからロールアウト。iOSも対応予定

「Google Chat」から手軽に個人的なタスクを作成するコマンド[Add to Tasks]

 米Googleは5月23日(現地時間)、「Google Chat」のメッセージから手軽に個人的なタスクを作成するコマンド[Add to Tasks]を順次展開すると発表した。従来の「G Suite」(Basic/Business)を含むすべての「Google Workspace」ユーザーに提供される。

 [Add to Tasks](タスクに追加)コマンドは1対1のやり取りだけでなく、グループメッセージでも利用可能。任意のメッセージを選択してコマンドバーを表示し、右端のオーバーフローメニュー(縦3つの点)をクリックすると、[受信トレイに転送]コマンドとともに表示される。

コマンドバーのオーバーフローメニュー。アップデートが適用されれば、ここに新たなコマンドが表示される

 追加されたタスクは、個人の「Google タスク」に保存され、クイックアクセスサイドパネルなどからチェックできる。タスクに締切日が設定されていれば、「Google カレンダー」でも確認可能。チャットでやりとりしているうちにアイデアを思いついたり、タスクを振られたときに役立てたい。

 なお、この機能はまずWebとAndroidでロールアウトされるとのこと。実際に利用できるようになるまでには最大15日かかる。iOS版への提供は今後数カ月以内が予定されている。